マツコ会議に登場し、話題のマジシャンの岩崎圭一さん。
イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズゴットタレント」で日本人初のゴールデンブザーを獲得したすごいマジシャンです。
そんな岩崎圭一さんは、人力での世界一周を目指して旅を続けている旅人なのです。
29歳で日本を出てから一度も帰国せず、マジシャンとして活動しながら、人力での世界一周の旅を続けています。
この記事では、以下のことをまとめてみました。
- 岩崎圭一さんは現在どこでなにしてる?
- 岩崎圭一さんが世界一周の旅を始めたきっかけはなに?
- 岩崎圭一さんの旅の経路まとめ
岩崎圭一さんは現在どこでなにしてる?
29歳で日本を出発してから、一度も帰国せず世界一周の旅を続けている岩崎圭一さん。
地球を1周して帰りたいなっていう気持ちで、当初は3年くらいを予定していたんですけど、世界が面白くなっていろいろ見ているうちに時間が経って、35歳くらいと思っていたのが、40歳になり45歳になり、どんどん延びて、今はもう行けるところまで行ければいいかな
引用:ORICON NEWS
そんな岩崎圭一さんは、現在どこでなにをしているのでしょうか?
現在の位置は、岩崎圭一さんのTwitterで確認できます。4時間おきに位置情報を更新されているみたいですね。
現在、岩崎圭一さんはどこにいるのでしょうか?
2月17日にモロッコを出発し、大西洋横断中です。
岩崎圭一さんが世界一周の旅を始めたきっかけはなに?
岩崎圭一さんが、世界一周の旅を始めたきっかけはなんだったのでしょう?
地元群馬県前橋市で、父の経営する小さな会社で働いていた岩崎圭一さん。
28歳の時、このままでは人生あっという間に終わってしまう、と思ったそうです。
インタビューでこのように語っています。
働いてお金を稼ぐより、自分のやりたいことを優先したいなって思ったんですね。それだったら、じゃあお金はなるべく無しにして、自分のやりたいことをこうやってみたいなって。あまり、褒められたものではないと思うんですけど…(苦笑い)。
引用:日刊スポーツ
また、21歳の時にオーストラリアに旅行に行き、当然お金も持っていくので、海外でも特に不自由なく、ある意味日本にいる時と同じように過ごせてしまったそう。そこで、「自分はすごくお金に依存しているな」と感じたんだそうです。
そして、「進め!電波少年」で猿岩石がヒッチハイクでユーラシア大陸横断をやっているのを見て、「そういうスタイルで、もしかしたらいけるかも?」と思ったんだそうです。
岩崎圭一さんの旅の経路まとめ
2001年~ ヒッチハイクで日本一周
まずはちょっと日本国内で経験を積んでから行こうと、01年4月、160円をポケットに入れて、群馬県前橋市を出発し日本一周の旅に出ます。
所持金が160円だったので、東京でホームレス生活を2か月もしていたそう。そんな生活をしたのは、「お金の必要性がわかるため」だったんだそうです。
その後、ヒッチハイクで日本一周の旅をします。
2002年~ 韓国へ渡りアジア周遊
ヒッチハイクで知り合った人にもらった韓国行きのフェリーのチケットで、韓国へ渡ります。
その後、中国で3000円で自転車を購入。自転車で移動の旅が始まります。ここから、岩崎圭一さんの「人力」での世界一の旅が始まります。
シンガポール、マレーシア、タイ、ラオスなどを旅します。中国に戻ってチベットからネパールへ。
手品を披露し始めたのは、ネパールに滞在した時からだったそう。
もともとは趣味だったんですよ。中学校の時、技術の授業で、結構年配の先生が、よく手品をしてくれたんです。それが好きで。趣味としてやっていたんですね。そこから、町に着いたら路上で手品をして、帽子を置いて、投げ銭をしてもらって。それで自転車で次の町に行くっていう。
引用:日刊スポーツ
2004年~ エベレスト登頂
チベットからネパールへ行ったときにエベレストを見た岩崎圭一さん。エベレストに登ってみようと決意します。
「世界一高い山だけど、もしかしたら登れるのかな」みたいに思いまして。軽い気持ちで、だったらやってみようって思ってしまったんです。
引用:日刊スポーツ
160円しか持っていない状態からネパールまで行けたので、これはやる気を起こせばエベレストにも登れるんじゃないか?と思ったんだそうです!
ちょっと登ってみるか、でほんとうに登頂しちゃうなんて、すごいですね!
エベレストの登頂は、標高2800mまで飛行機で行き、そこから登り始めるのが通常だそうですが、どうせ登るなら海抜0メートルから人力のみで行きたいを思ってしまったんだとか。
途中までは自転車で行き、そこからは歩きで1年かけて登頂します。
2005年~ ガンジス川・カスピ海を手漕ぎボートで横断
エベレストに登っただけでもすごいですが、今度は、海抜0メートルまで人力と川下りで行こうと思ってしまいます。途中まで歩きで戻って、そのあとは自転車を手漕ぎボートに積んでガンジス川・カスピ海を渡ります。
なんと、ガンジス川の水も飲んだのだそう!
2008年~2009年 トルコからヨーロッパ横断
トルコからブルガリアへ渡り、ドイツ、フランス、スペインなどを通りポルトガルへ。ヨーロッパ最先端に到達します。
2010年~ イタリア回遊 マジックが注目される
2010年からはイタリアを回遊する旅をしていました。
イタリアは一番お気に入りの国なんだそうです。
もともと趣味だったマジックを披露して小銭を稼ぎ始めたのは、ネパールを旅していた頃からですが、マジックに力を注ぎ始めたのはイタリアで大道芸人を見て感動を覚えたからだそう。
ローマで大道芸をしている時にスカウトされて、「ゴットタレント」に出場することになります。
ゴールデンブザーを獲得した「ブリテンズ・ゴッドタレント」の出演が話題ですが、イギリスだけでなく、スペイン、ブルガリア、ドイツなど各国のゴッドタレントにも出演していたようです。
2023年 手漕ぎボートで大西洋横断へ
人力での世界一周を目指し、手漕ぎボートで大西洋横断へ。
ゴッドタレントに出演したのも、ボートを購入するために賞金が欲しかったからだそうです。みごとブリテンズ・ゴッドタレントでゴールデンブザーを獲得した岩崎圭一さん。しかし、ゴールデンブザーは最高の栄誉ではありますが、賞金はありませんでした。
ですが、その後支援してくれるスポンサーが見つかり、中古のボートを購入します。
こちらが岩崎圭一さんのボートです。ほんとに手漕ぎボートです!オールがついてますね!
これで大西洋を横断するなんて、すごい挑戦ですね。
このボートでポルトガルのラゴスからカリブ海のイングリッシュハーバーまで横断します。
まとめ
今回は、岩崎圭一は現在どこに?世界一周の旅きっかけと経路まとめ についてまとめてみました。
このままではあっという間人生終わってしまう!好きなことをやらなければ!と世界へ飛び出した岩崎圭一さん。
人力での大西洋横断は、達成すれば日本人初の快挙だそうですよ。
これからも、今どこにいるの?と気になってしまいますね。
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