全仏オープン優勝に続き、ウインブルドンでも優勝し、テニスの4大大会で2連勝をはたした、車いすテニスプレイヤーの小田凱人(おだときと)さん。
車いすテニスでプレーをする小田凱人さんですが、歩けるってほんとうなんでしょうか?
また、小田凱人さんが車いすになった理由や、車いすテニスを始めたきっかけについても調査してみました。
この記事では、
小田凱人は歩ける!
小田凱人が車いすの理由
小田凱人が車いすテニスを始めたきっかけはあの人
についてまとめてみました。
小田凱人は立てるし歩ける!
車いすテニスプレーヤーの小田凱人さん。
車いすの姿が印象的ですが、「立てる」と聞いて驚く方も多いのではないかと思います。
「小田凱人」さんを検索すると「立てる」というワードの他に「歩ける」というワードも出てきます。
小田凱人さんは立つことや歩くことができるのか?普段も車いすで生活しているのか?気になっている方も多いようです。
立った姿で写真撮影をしている画像がありました。
普段の車いす姿と違って、新鮮ですね。
そして、
短い距離なら、杖を使って歩けるそうです。長い距離の移動は車いすを使います。
足の筋肉を使うために、家の中での移動や、練習場でのちょっとした移動などは歩いて移動しているようです。
小田凱人の車いすはいつから?理由は?
小田凱人さんが車いすの理由は、生まれつき足が不自由なわけではなく、小田凱人さんが9歳の時に発症した病気によるものでした。
それはどんな病気だったのでしょうか?
小田凱人の病気は骨肉腫
小田凱人さんが患った病気は
骨肉腫
です。
骨肉腫というのは、骨に発症する悪性腫瘍です。
骨肉腫は骨に発生する悪性腫瘍(がん)の中で最も頻度の高い代表的ながんです。10歳代の思春期、すなわち中学生や高校生くらいの年齢に発生しやすい病気ですが、約3割は40歳以上で発生します。日本国内でこの病気にかかる人は1年間に200人くらいであり、がんの中では非常にまれな部類に入ります。
引用:がん情報サービス
9歳の時に発症
小田凱人さんはプロのサッカー選手を夢見るサッカー少年でした。
9歳の時、左足に違和感を感じました。しかし、運動会にどうしても出たかったので、痛みを我慢していました。
靴下も履けないほどの激しい痛みだったんだそうです。
その後、近くの病院を受診すると、大学病院を紹介され「骨肉腫」と診断されました。
左股関節に骨肉腫が見つかった小田凱人さんは、左の股関節と大腿骨の一部を切除し、人工股関節を入れる手術を受けました。
そのため、歩くことも難しくなりました。
サッカー選手を目指していた活発な少年にとっては、とてもショックだったでしょう。
術後も壮絶だった
股関節を切除、人工股関節を入れるという大手術を受けた小田凱人さん。
手術も大変だったと思われますが、術後がさらに壮絶でした。
術後、1か月2か月は寝たきり状態が続きました。9歳の男の子にとって、しかも活発なサッカー少年だった小田凱人さんにとっては、動くことができない生活はとても辛かったでしょう。
そして、足の痛みもずっと続いたんだそうです。
一番つらかったのは、「もうサッカーはできなくなる」と言われたことだったんだそうです。
常に脚は痛くて、手術終わって、1カ月、2カ月は寝たきり。毎日、痛くて泣いてっていう生活ばっか。常につらかった。一番は『サッカーはできなくなる』と言われた。退院して、またサッカーに戻りたいって思いは、手術する前にはあったんですけど。もう、これは難しいな
引用:テレ朝ニュース
夢を諦めなければならなくなったのは、とても辛い出来事だったと思います。
小田凱人がテニスを始めたきっかけはあのレジェンド
小田凱人さんが車いすテニスを始めたきっかけはなんだったんでしょうか?
小田凱人さんが車いすテニスを始めたきっかけは
車いすのテニスの第一人者、国枝慎吾さんでした。
手術の後、リハビリを続けていた小田凱人さんに、主治医の先生が「パラスポーツ」を勧めてくれました。
そんな中、小田凱人さんの目にとまったのは、国枝慎吾さんのロンドンオリンピックの決勝の試合。
その時見たのは、ロンドンパラリンピックの決勝」「かっこいい」「迫力というか表情というか、試合中の雰囲気に圧倒されて…
引用:テレ朝ニュース
車いすテニス見て「かっこいい」と衝撃を受けた小田凱人さんは、「早くテニスがしたい!」とリハビリに励んだんだそうです。
小田凱人さんは国枝慎吾さんと対戦も果たしています。
子供の頃に憧れだった選手との夢の対戦、感動的なシーンですね。
まとめ
今回は、小田凱人は立てるし歩ける!車いすはいつからで理由は?テニスを始めたきっかけはあの人 と題して、世界ランキング1位の話題の車いすテニスプレイヤーの小田凱人さんについてまとめてみました。
小田凱人さんは、少しの距離なら立って歩くことができました。
車いすになったのは病気を患った9歳の時、理由は、骨肉腫という病気のためで、車いすテニスを始めたきっかけは、国枝慎吾さんの試合に衝撃を受けたからでした。
17歳の若さで世界で活躍する小田凱人さんのこれからが注目ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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